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必ず覚えられる簡単最速の英文暗記法

これは、ホワイトボードを使って簡単最速に英文を暗記するためのTip

 

 

How to do

1.ホワイトボードに英文を書きます

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2.全文を読み上げます

 

3.<1単語>だけ消して、その単語があった部分に下線を引きます

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4.3の状態で「全文を読み上げ」ます

5.新たに<1単語>選んで消し、下線を引きます

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6.また「全文を読み上げ」ます

7.すべての単語が下線になるまで行います
(画像のホワイトボードの使い込まれた感はご容赦下さいませ)

Points

・主要な意味を持つ英単語(名詞・動詞・形容詞など)から順番に消していきます

 前置詞・冠詞は後から消します

・単語を消した後の全文読み上げはスラスラ淀みなく言えるまで繰り返します

 どうしても言えない単語はいったん書き込み、頃合いをみて後ほど消します

 

Pros & Cons(プラスとマイナス)

Pros

・手指・目・口・耳の4つを使うことでより速く記憶に定着

書いて覚える・見て覚える・声に出して読み上げる、自分の声で英文を聞く、これらはノートや本を用いて暗記する時によく使う方法です。それぞれの方法が1の効果を持っているとしたら、このtipはその4倍の効果を持っています。

ホワイトボードに書くこと、手を動かすこと、その文を視認すること、発声を持って耳に届けることは大きな刺激となり記憶の定着を促進させます。

・1単語ずつ消していくことで負担が少ない

英語スピーチなどの長文暗記が必要な時もこの方法で始めるとスタートはいつも1単語からです。いきなり1文覚えるわけではないので暗記に取り掛かる際のストレスが少ない。続けるだけで着実に1文となり2分、3文と増え、最終的に長文の塊になります。 

・繰り返すことで長期記憶になる

いったん全ての英文を覚えた後に、繰り返し全文の読み上げをすることで長期記憶とすることも可能です。

また、スラスラ読めるまで繰り返したという積み重ねは毎日の全文の読み上げを大きな負担にしません。隙間時間につぶやくだけでOK。さらに声に出し耳にする作業も回数をこなすと頭の中にホワイトボードの映像が浮かび、スペリングも見えてくるようになります。

・幼児でも取り組める

大人がホワイトボードに書く・消す役をすればかなり小さい子供もこの方法で覚えられます。ゲームのように得点をつけたりごほうびを用意すると楽しんで取り組むはず。楽しい感覚は子供をどんどん先へ進ませるため、洋書絵本1冊程度は数日で暗記・暗唱してしまうことでしょう。

Cons

・ホワイトボードを使える場所でないと実行出来ない

覚えてしまえば外出中に英文をつぶやくことが出来るのですが、それまでは家で書いて消して読み上げる作業を行わなければなりません。ホワイトボードを持ち歩くのは…ちょっと荷物ですよね。

・人によっては書くことが手間になる

書くこと自体がこの暗記方法だとしても、やはり1文ごとに書くのは実際に手間です。高校生の英文スピーチのように相当な文章量があると時間がかかってしまいます。スピーチ原稿全体を見て難しい文や覚えにくそうな単語を使用している部分を抽出し、こちらの方法を用いるのが効果的かな、と思います。

What happened?

このtipを得たキッカケは、子供の英語教室で洋書絵本の暗唱発表会が開催されたことからです。

お題の絵本は<はらぺこあおむし
英語では<The very hungry Caterpillar>
エリックカールさんの可愛い絵です。

www.kaiseisha.co.jp

本の最初と最後はストーリーがあり、覚えやすそうです。
この絵本の難所は曜日ごとにあおむしの食べたものの種類がどんどん増えてくること。
りんご一個から始まり、土曜日には山のように食べてしまいます。お腹が痛くなるくらい。以下がその難所。

On Monday, he ate through one apple, but he was still hungry.
On Tuesday, he ate through two pears, but he was still hungry.
On Wednesday, he ate through three plums, but he was still hungry.
On Thursday, he ate through four strawberries, but he was still hungry.
On Friday, he ate through five oranges, but he was still hungry.

そして最大の壁である土曜日

On Saturday, he ate through one piece of chocolate cake,
one ice cream cone, one pickle, one slice of Swiss cheese,
one slice of salami, one lollipop, one piece of cherry pie,
one sausage, one cupcake, and one slice of watermelon.
That night he had a stomachache!

食べ過ぎデス。

さぁ、これをどうやって覚えようかなと考えていた時に教室の先生からこちらのtipを教わりました。英文のスピーチ指導もされている先生で過去に教え子さんが賞を受賞したこともあるというとても素晴らしい先生でした。
とにかくなにごともやってみようの気持ちで取り組んだところ面白いように暗記が進みまして、土曜日の部分も1日たらずで完璧に覚えました。この時小学1年生。特に暗記が得意というわけでもなく、はらぺこあおむしの絵本が大好きで何回も読んだことがあるわけでもなく、です。保育園で1〜2回日本語で読み聞かせてもらっただけ。
それでも本当に驚くほど暗記がはかどりました。

これ以降、同様の発表会や他の場面でも暗記を必要とする時はこのホワイトボードを使った方法を活用しています。

 Conclusion

さて、今回のtipが我が子と親にもたらしたものとは。
暗唱発表会 第3位!栄誉ある銅メダルでした。
我が子が通うイングリュシュスクールではこの時、子供同士で投票して順位を決めたそうです。その中での3位はとても誇らしかったと子供は語っています。友達に認めてもらったのだから、それは嬉しかったのだろうなと思います。

とっても素敵なスクールですのでHPのリンクを貼っておきます

happihappi-sallysenglish.com

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by ギノ