問題はマスクばかりじゃない!肺炎・インフルエンザ・風邪にかかりにくくする方法
これは、マスクばかりに頼らず、流行りの感染症にかからないためのTip
How to do
1.手を洗っていない状態で顔をさわらない
2.帰宅後は手洗い、うがいを一番にする
3.スマホは出来るだけ拭いて除菌する・抗菌カバーも効果的
3.バランス良く栄養を取る
4.よく眠り、疲れをためない
5.目覚めたら、一番にうがい、出来たら歯磨きもする
6.口呼吸ではなく鼻呼吸をする
Pros & Cons(プラスとマイナス)
Pros
・顔を触らないだけでウイルス・菌の進入をかなり減らせる
外出している時や、屋内でスマホを触っている時・後などに顔を触るのは、ウイルス及び菌を体内への入り口である目・口・鼻に近づける行為となるので絶対に止めるべきです。
マスクをしていても、マスク本体を手で触り過ぎたり、耳にかける部分などを整えることを繰り返すと、マスク本体にウイルスや菌が付着し続けることになります。これではけっして清潔とはいえません。
・帰宅後一番に手洗い、うがいをすれば家に持ち込むウイルス・菌を最小限に出来る
帰宅して、コートをかけてカーテンを開けて・・・の前に、体に進入するであろう手と口内に潜むバイ菌たちを洗い落とすことが第一です。まず、自分に付着しているものから除去していく、このことを忘れてはいけません。
・スマホを綺麗にすることは手を綺麗にすることと一緒
手=スマホくらい汚れています。除菌グッズの使用や抗菌カバーなど対策はありますので意識することから始めないといけません。
・バランスの良い食事と良質な睡眠をとることで健康増進
健康な状態を維持することで、感染症にかかるリスクを減らすことが出来ます。その効果はマスク着用よりよほどあるでしょう。ウイルスや菌が進入してきても打ち勝てる心身の状態が基本です。不摂生な生活で弱った体にマスクでは防御率は下がる一方です。
・目覚めてすぐにうがい・歯磨きをすることで口内環境が良くなる
朝一番に口内を綺麗にすることで感染症や歯周病のリスクを減らすことが出来ます。目覚めた時の口内の唾液も飲み込んではいけません。すべて吐き出すのが大切。
口内環境が良い人が風邪にかかりにくいのは歯科の世界での常識です。
・鼻呼吸でウイルスの進入を遠ざける
口呼吸だと物理的に喉や肺に近くなります。また、鼻より咽喉頭の方にウイルスは付着しやすいです。
日頃から鼻呼吸を意識することで感染症リスクは減らすことが出来ます。
Cons
・手荒れのリスクがある
水やお湯の手洗いに加えて、外出時に使用するアルコール除菌ジェルなどで手荒れを起こすことがあります。保湿を怠らないようにして下さい。またハンドクリームはスクリューケースやポット型のものはクリームを取るたびに指が中に入り、菌が増殖しやすいため、出来るだけチューブタイプを使う方が安心です。
What happened?
コロナウイルスの流行のせいで、私の勤める会社でもマスク使用を出来るだけ制限するようにお達しがでました。しかし、仕事柄マスク着用は必須であり、1日に使用する量を減らすのも逆に汚い…どうしよう、という状況になり、「世の中、マスク、マスクって煽り過ぎで、基本的に大切なことを伝えきれてないのでは?」と感じたため書きました。
手洗い・うがいの必要性を説かれることはあっても、顔を触り過ぎないことや口内環境改善の必要性はTVであまり言われないです。
実際、考え事をするときに顔、特に口元や鼻をよく触る人は感染症にかかりやすかったり、肌荒れを起こしやすいタイプです。スマホの汚れも時々指摘されますが、意識するにはまだまだ程遠いアピールです。洗いたての手でスマホを触って一瞬で汚してしまう人も多いです。
それにしても、マスクの買い占めが起こって、本当に必要な人に行き届かない状況になるなんて。マスクってそんなに万能だったかしら、と首を傾げたくなる。
会社のマスクは中国製なので輸入も生産も追いつかないとのこと。日本で製造されているところを頼りに当たってみると、こちらはすでに全製品を厚労省に抑えられており、民間どころか公立の大学病院ですら手に入らない状況。
国はこれからどのように配分していくのかしら。
会社によってはあと2週間分しかないそうです。
病院の手術室などは緊急以外中止になってしまうのかしら。
「本当に必要な手術以外は延期になって、その分今回のウイルス対策に医療費が回せるかもね」と知り合いが申しておりましたが、冗談ではすまない話だな、と思いました。
Conclusion
感染拡大に対する不安な日々が続きますが、このTipのように日常から少しでも予防に努めることが大切だと思います。
そして、この騒ぎが落ち着いた後も引き続き実行することで、免疫の強い心身の状態を保てます。
今回のTipに含めた口腔内環境については、その悪化から様々な疾患が発生する可能性があり、また、それらに対する措置が歯科業界全般で考えられています。日常行える簡単で続けやすいものもたくさんありますので、機会をみてこのブログでご紹介していけたら、と思います。