全都道府県から旧国名まで覚えて新学期へGo!
子どものコロ休みもそろそろ終わりが見えてきました。
自由になるおうち時間もあと少し。
最後に、社会の知識をブーストしておきませんか?
これは、ゲーム感覚で日本の都道府県と歴史にも関わる旧国名をあっと言う間に暗記してしまえるTip
How to do
- 1日10分でちずをおぼえる絵本を準備
- <キッズドラゴンズ>にアクセス
https://kids.dragons.jp/index.html#play_area - みんなであそぼうにある<日本全国地図ファイト」初級:都道府県から挑戦
https://kids.dragons.jp/kplay/games/map_paz.html - 初級クリア後、中級:県庁所在地に挑戦
- 中級クリア後、都道府県の細かな形状がわかる白地図を印刷して準備
- 上級:都道府県の形に挑戦
- 旧国名が書かれた地図をネットで検索し印刷
http://www.chikumashobo.co.jp/kyoukasho/tsuushin/rensai/man-you-shuu/images/kyuukokumei.pdf - <旧国名解るかな>サイトへ移動し、クイズに挑戦
http://flymoon.info/map/
*上記URLはそれぞれのゲームが出来るサイトや地図へ移動します
Pros & Cons(プラスとマイナス)
Pros
絵本が大判かつ薄いのでとっつきやすい
|
都道府県の形を動物やものに見立てて覚えやすく描かれた絵本です。
例えば、北海道はエイの形だよ、とか。
小さい子から大人まで、一緒に楽しく読むことが出来ます。
なにより、1ページに1都道府県なので「今日はここを見ようか」などと、好きなところを選んで楽しめます。
大きくて見やすい絵とふりがな付きの解説は万人向けです。
覚えなきゃと力が入る隙がないくらい、ふんわりとした絵本。
ゲームを通して、絵本で得た知識を確認できる
絵本を読んでお終いだと楽しむだけに留まりますが、ゲームを行うことでどれだけ覚えているかを知ることが出来ます。
このゲームは、なんと中日ドラゴンズの子ども向けサイト<キッズドラゴンズ>にあります。
操作は簡単。問題に対する回答を日本地図や都道府県名からクリックするだけ。
自分がどこまで覚えたかの確認とともに、なんとなくあのページに載ってたなーという中途半端な知識を確固たるものにすることが出来ます。
クリックするだけなので繰り返し挑戦しやすい
ゲームはクリックして正解だと、ものすごく爽快な「ピンポーーンッ♪」が鳴り、間違うと
「ブブーーー」です。
そして、おてつきは5回まで。
さりげなくタイムアップ機能が作動しており、上部にある緑のラインがじわーっと減っていきます。
時間内におてつき数オーバーなくクリアすると、完成!の文字とともに野球のユニフォームを着たドラゴンのキャラクターが現れます。
逆に時間切れ、おてつき数オーバーの時は、物悲しい曲が流れ、寂しすぎる雰囲気の中残念…なドラゴンがいます。
どちらも子どもに大ウケです。
操作の簡単さに加えて、結果表示の面白さが何回もやりたいという気持ちにさせます。
繰り返しは暗記の基本中の基本。
続けることで長期記憶として長く役に立つことでしょう。
都道府県→県庁所在地→都道府県の形と難易度が上がるところにワクワク
初級の都道府県の場所は、ある程度覚えればたいていの人がクリア出来ます。
中級の県庁所在地も、都道府県名と異なる場所だけ覚えれば良いので、難易度は高くないと言えます。
ただし、上級。
これが曲者。
絵や立体に対する認識力の違いによって、クリア出来るか出来ないかが分かれると思います。
形だけで、都道府県を当てなければならない。
・・・正直、都道府県は隣合うものどうしで覚えているところがありませんか?
それが単体でぽつんと出されます。
埼玉、岡山、広島・・・めちゃくちゃ難しい・・・。
微妙に異なる曲線や半島のような形状に悩まされます。
しかし、この急激な難易度の上昇に不思議とワクワクした気持ちが湧いてくる。
こんな風に、形だけでどこかわかるようになったら凄くない?と。
旧国名を知ることで関連するものを芋づる式に覚えられる
現在の都道府県を覚えたところで、旧国名のゲームもしてみます。
旧国名はこれから地理、社会、日本史を学ぶ上でとてつもなく役に立ちます。
70近くある旧国名は、今でも至るところでその姿を見ます。
伊賀、播磨、伊豆など市町村の名前として残っているものや、郷土の物産品名として使われているもの、伊予(いよかん)、越前(越前ガニ)、琉球(琉球ガラス)などなど、普段の生活で、実は触れ合っているのです。
これらを理解すると、地理や社会の授業で土地勘がない地域の話であっても、関連する旧国名から、ある程度の理解を得られます。
そして日本史では、どの場所で起こったことなのかを瞬時に把握出来るため、想像しやすく無理なく覚えられます。
なんとなくカッコいい
そう、旧国名って、カッコいいんです。
個人的なProかもしれませんが、漢字と響きが素晴らしい。
山城の国、伊賀の国、どれも、〜の国を付けるとより一層、カッコいい。
京都府民ですーより、山城の民(たみ)って言いたくなりませんか?
丹後の出、とか。
なんというか、その土地、地域を誇らしげに掲げている雰囲気があります。
全くもって個人的意見ですが…。
Cons
描かれている都道府県を表す絵がやや強引
1日10分でちずをおぼえる絵本に描かれている都道府県の中には、どうしてもその形には見えないよ、曲げ過ぎ…と首を傾げたくなる強引さが、時として見受けられます。
その強引さゆえのインパクトにより、一瞬で覚えられるケースも考えられるため、一概にマイナスとは言えません。
しかし、これ、ほんまにこの野菜?このネコ、顔でっかいな、とかツッコミどころは満載です。
あ、だから、子どもにウケるのか。
上級にある、形だけで都道府県を当てるゲームはクレイジーの一言
見て下さい。
上の写真では既におてつきを3回してますが、それもご納得頂ける難しさ。
クレイジーの一言。
小学校の社会の授業なんてすっかり忘れてしまっているため、このような問題が試験に出されるのかどうか不明ですが、ここまで覚えたら自信を持って「自分は日本の都道府県を知っている」と言えるのではないでしょうか。
頭の柔軟なまっさらなメモリをたくさん持つ子どもたちには、きっと出来るはず。
そういう思いで中日ドラゴンズの関係者の方々が製作されたに違いありません。
旧国名は年代により異なる
陸奥が陸奥・陸中・陸前・磐城・岩代に、出羽が羽前・羽後に分割されたのは、明治元年(一八六六)。北海道が分割されたのは明治二年と、年代により微妙に国名が変わってきます。
参考にする地図によって、ちょっと混乱するかもしれません。
What happened?
コロナによる休校中に子どもの知識を増やせたらなーと考え、日本の都道府県を覚えたらどうだろうと思ったのがこれらのゲームを始めたきっかけでした。
日本地図・ゲーム・無料で検索すると、スマホのアプリを含めたくさんのものにヒットします。
ただ、スマホは目が疲れやすく感じていたため、パソコンの大きな画面で出来るものに絞り、さらに操作が複雑だと始める前に嫌がられる可能性があるので、なるべく簡単かつレスポンスがはっきりしている上記のゲームを選択。
結果からいうと、天才ちゃうか、と思うほど、数時間で都道府県をクリア。
県庁所在地は2日ほどかかりましたが、こちらもあっという間。
手順としては、絵本を与えて1週間ほど毎日一緒に見ました。1週間後に絵本を横に置いた状態で、ゲーム開始。迷うところは調べながらやらせてみる。
覚えてくると、絵本無しでばしばし当ててきます。
上級の都道府県の形は・・・これは、難しいやろ・・・とやらせてみたところ、細かな形状が絵本では把握できなかったため、クリアならず。
子どもからのリクエストで白地図を印刷し、それを片手に1日目。
次の日には自分の間違いやすい都道府県をすでに理解しており、これはいけるんとちゃうかという雰囲気。
翌日になり、間違いやすい県にラインを引くなどして、自己対策の上、再挑戦。
クリアしましたー!
隣で見ていて、どのポイントで判断しているんだろう?と思うほど、子どもの集中力と記憶力はすごいです。
それとともに、このゲームの単純でありながらクリアしたくなる作りに感心しきり。
正解した時の「ピンポーーーンッ♪」がめっちゃくちゃ気持ちが良いし、初級と中級では日本地図が水色に彩られていく気持ち良さ、上級では都道府県名が消えていく気持ち良さなど、人が感じる快について深く研究されて作られたんじゃないか?と思うほど。
それからも学校の課題の合い間に時々、復習させておりましたところ、全く間違わなくなりました。
じゃあ、私の好きな旧国名はどや、と次なるゲームに突入。
初回は同様に印刷した地図を見ながら答えます。
私は隣で「伊予柑が取れるとこやでー四国なー」とか「それはおじいちゃん(名古屋出身)の生まれたとこや、ぴよりんおるで」とか、ヒントになるかどうかという横槍を入れつつ、親子で挑戦してました。
数回すると、やはり自分の不得意な場所がわかるようで、自分なりに復習しておりました。
学校の勉強は言われないとやらないけど、ゲームになるとクリアしたい気持ちがモチベーションとなり、気がつかないうちに学習してしまう様でした。
この旧国名を知り始めて、ぐぐっと子どもの社会知識が伸びた気がします。
本やテレビでも現在の都道府県に混ざって、旧国名にちなんだ様々な名称が登場します。その際、子どもの頭の中で、今までバラバラであった土地に関する知識が芋づる式に繋がったらしく、会話の中で場所に関する説明が減りました。
さらに、物事を考える時の視野が広がった気がします。
関連付けて考える方法を自然と身につけてきたというか、なんというか、1点だけを語るのではなく、別の見方をしてくることが増えました。
なにより、これだけのものを覚えたという事実が、子どもの自信に繋がりました。
いやー、あの形で判断する都道府県は、大人でも全部正解出来たら、きっとすごい自信になると思います。
会社で辛いことがあっても「私は、形だけで広島県を見分けられるんやから、こんなこと、たいしたことやあらへんわっ」と瑣末な事象に心奪われることなくいられるはず。
皆さまもぜひ、都道府県に対する自信を手に入れてみて下さい。
*このゲームはFlashで作成されています。なので、もしかすると、そのうち使えなくなる・・・可能性が高いです。
リニューアルしていつまでも楽しめると良いのですが・・・。
キッズドラゴンズにあるドアラの一言が身にしみます。
<あの時やっておけばって思わないように できるだけやっておこう>
Conclusion
このような無料のゲームには、観光名所や名産品、名城など他にもたくさんのカテゴリーが存在しています。
自分の国を知ることは、面白いです。
これからは、地球上のあらゆる場所の人々と交流する機会があるでしょう。
その時に、会話の第一歩となり興味を持って話しが出来ることの一つが、お互いの国について、です。
僕の家はね、山城の国と呼ばれる場所にあるんだよ、なんて話せたら、素敵。
まずは、ようやく始まる新学期に向けて、挑戦してみませんか。
>